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第9回民友新聞掲載 平成28年1月16日朝刊(掲載許可済) 

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 ・福島市
   福島大学名誉教授
   日本木球連盟会長
   国際木球連盟副会長
        新 谷 崇 一 氏




         生涯スポーツの”ススメ” ①
                                 新 谷 崇 一

 2014年8月28日付のみんゆう随想に「スポーツのススメ」を書いた。このススメではスポーツの「楽しさ」について述べた。今回の「生涯スポーツのススメ」では生涯にわたって、継続してスポーツを行うことのススメである。①では生涯スポーツの解釈について考えてみたい。
 生涯スポーツの定義には緒論がある。ここでは鹿屋体育大学の川西正志教授らがいう「生涯にわたる各ライフステージにおいて、生活の質(Q O L )が向上するように自分自身のライフスタイルに適した運動・スポーツを継続して楽しむこと」と、とらえておく。
 ある小学校の体育の授業で、「今日は年をとったら生涯スポーツとして行うために、ゲートボールの授業をします」と先生がいうと、子どもたちはワーイ!とよろこんだ。待てよ。生涯スポーツのために小学校でゲートボールの授業? なんとなく違和感を覚える。
 文部科学省の学習指導要領の体育の目標には「適切な運動の経験を通して、生涯にわたって運動に親しむ資質や能力の基礎を育てるとともに、体力の向上を図り、楽しく明るい生活を営む態度を育てる(一部略)」とある。ゲートボールがいけないといっているのではない。もっと、小学生に適したスポーツがあるはずである。もし、ゲートボールを教材として取り入れるなら、生涯スポーツのためにではなく、世代間交流を図るために取り入れるがふさわしいのではないか。 
 また、生涯スポーツと聞くと、軽スポーツやニュースポーツとイコールにとらえられがちである。生涯スポーツは決して軽スポーツやニュースポーツばかりではない。陸上競技のマスターズやリタイアしてからのラグビーなどのように、ハードなものが山ほどある。軽スポーツ、ニュースポーツ、ハードなスポーツも継続して楽しむのが生涯スポーツというものである。
 そして、スポーツは「ねばならない」というものではない。生涯スポーツも行わなければならないという強制的なものではない。スポーツを行うと、その楽しさを味わうことができ、生活にハリが出て、適度に行えば健康増進につながり、行わないと体力の低下をもたらす。まさに、「ルーの法則」に則ったようなものが生涯スポーツである。
 次回はどうしたら、継続できるかを考えてみたい。 

          
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