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管理人: 新谷
ブログ愛読者の皆さん、こんにちは。今日まで皆さんに支えられ、ブログ掲載もスムーズになり、また充実してきたと思っています。これからも、皆さんを楽しませる記事を掲載していきます。ご期待下さい!

Series:The bits of Woodball's knowledge

〜その3、木球のコース編〜
〜The Third, The volume on Course of Woodball〜

 私達が何気なく設定しているコース、当然と思って使用しているコースにも、その変遷には沢山の隠れた歴史があります。プレイヤーの技術が向上したり、若年化したり、用具が改良されたりすることによって、ボールを遠くまで転がすことができるようになると、コースの幅、距離にも変化を与えてきます。これはゴルフの発展と同じ変遷を辿っています。
 このコース編では、その1とその2でも参考にした1995年版(初版・中華民国発行)、1998年版(第2版・中華台北発行)、2001年版(第3版・国際木球連盟発行)、2006年版(第4版・国際木球連盟発行)、2011年版(第7版・国際木球連盟発行)のルールブックに基づいて見ていきます。
 それでは、コースがどのように変わっていったかを眺めてみましょう。


Changes of Woodball course has many hidden history. Its changes appears in the width and length of course.
We can roll a ball to a distance. Because it is improvement in technology and juvenilization of player and improvement of equipment.
Let see the Changes of Woodball course !

1、木球コース(フェアウェイ)の原型
1, Prototype of Woodball course ( Fairway )

現在の木球コースは木球の考案者である、翁明輝(現国際木球連盟会長)氏が造った「後花園木球コース(写真がないのが残念)」にその原型があります。このコースは、翁会長がお父さんの健康維持のために、山の斜面を段々畑式に削って造ったもので、フェアウェイの幅は広くて2メートルくらい、長さは20メートルくらいから80メートルくらいでした。この原型を念頭において、1995年の初版のルールブックを作成したものと考えられます。
 「後花園木球コース」を訪れたことがある方は、コースを思い出しながら以下を読んで下さい。

Prototype of Woodball course is Grand Garden Woodball course. Grand Garden Woodball course is made by Mr. Ming-Hui WENG for his aging father.

2、ルールブック上の表現の変化
2, Change of expression on the Rulebook

①まず、木球コースとは広々とした草地や地面のことであり、その広々としたコースにOBライン等で仕切られたものをフェアウェイと呼びます。この表現は初版から現在まで変わっていません。しかし、私達はフェアウェイを、一般的にコースと呼んでいますが、その違いを一応、認識しておきましょう。

First, Woodball course is a tract of grassy field or clay ground. We call a fairways what was divided with the OB line etc. This expression has not changed from the first edition to the current.

②1995年の初版においては、コースは最初から12コースと決められているような表現になっていますが、1998年の改訂版からは「木球コースには、12のフェアウェイを設営しなければならない」とし、ここではじめて、木球は12のフェアウェイから成るということが定義されます。

③フェアウェイは12フェアウェイが基本でしたが、2006年版(第4版・国際木球連盟発行)のルールブックからは、フェアウェイは「12またはその倍数からなる」と変更されています。

But, from the rulebook of 2006 published to current rulebook is written " is comprising of twelve fairways or its multiple number."
        木球コース(広々とした草地)
       コース2       
       
        フェアウェイ(私達の言う、コース)
       コース4


3、フェアウェイの幅の変化
3, Change of the width of a fairway

①1995年の初版においては、フェアウェイの幅は「2m以下にならないこと」とされているだけでありますが、1998年の改訂版からは「2m以上、20m以下とする」と幅の最大幅が表示されました。これは、「後花園木球コース」から公園などで木球コースを造ってプレイするようになった現れでしょう。

Rulebook of 1995 published, width of fairway is written " but narrowest should not be less than two meters in width." From rulebook of 1998 published, width of fairway is written " but narrowest should not be less than two meters in width, and the widest should not be more than 20 meters."

②しかし、2006年版(第4版・国際木球連盟発行)のルールブックからは「3m以上、10m以下」と大幅に改定され、最少幅が1m拡張され、最大幅が10m縮小されました。これによって、真っすぐ遠くに転がすという高度な技術が要求されるようになったと考えられます。

But, from the rulebook of 2006 published to current rulebook is written " but narrowest should not be less than 3 meters in width, and the widest should not be more than 10 meters."
The advanced technology of rolling to straight and a long distance came to be required of us.

        余裕のあるコース幅
       コース3


4、フェアウェイの長さの変化
4, Change of the length of a fairway
①まず、12フェアウェイの全長ですが、1995年の初版においては「全長は少なくとも500mあるいはそれ以上」となっていたものが、2006年の改訂版(第4版・国際木球連盟発行)のルールブックからは「700m以上」と変更され、現在に至っています。

First, Rulebook of 1995 published, the length of a fairway is written " a total distance of at least 500 meters and more." But, from the rulebook of 2006 published to current rulebook is written " The total length of a twelve-fairway Woodball course should be more than 700 meters."

②次に、フェアウェイの長さは、1995年の初版においては「20mから80mまでの様々な距離」でありましたが、1998年の改訂版からは「20mから100mまでの様々な距離」に、2006年の改訂版からは「30mから130mまでの様々な距離」に伸長され、現在に至っています。これは先にも述べましたように、プレイヤーの技術が向上したり、若年化したり、用具が改良されたりすることによって、ボールを遠くまで転がすことができるようになったことへの対応と考えられます。

Rulebook of 1995 published, the length of a fairway is written " Fairway distances vary from 20 to 80 meters." Rulebook of 1998 published, the length of a fairway is written " Fairway distances vary from 20 to 100 meters."From rulebook of 2006 published to current rulebook, the length of a fairway is written " Fairway distances vary from 30 to 130 meters."
This is a reasons we could roll a ball to straight and a long distance.

③短距離、中距離、長距離の変化ですが、1995年の初版においては「30m以下を短距離」、「55m以下を中距離」、「80m以下を長距離」としていましたが、1998年の改訂版からは「35m以下を短距離」、「65m以下を中距離」、「100m以下を長距離」とし、2001年の改訂版(第3版・国際木球連盟発行)から「35m以下を短距離」、「36m〜65m以下を中距離」、「66m〜100m以下を長距離」とそれぞれに幅を持たせた表現になりました。そして、2006年の改訂版から一気に「50m以下を短距離」、「51m〜80m以下を中距離」、「81m〜130m以下を長距離」と距離を伸ばし、現在に至っています。また、2011年の改訂の第7版のルールブックには短距離(PAR3)、中距離(PAR4)、長距離(PAR5)とPAR(基準打数)が表示されるようになりました。ますますゴルフに近づいていくようですね・・。

・Short distance : Rulebook of 1995 published, " shorter than 30 meters", Rulebook of 1998 published, " shorter than 35 meters", Rulebook of 2006 published, " shorter than 50 meters".
・Medium distance : Rulebook of 1995 published, " shorter than 55 meters", Rulebook of 1998 published, " shorter than 65 meters", Rulebook of 2006 published, " in between 51 to 80 meters".
・Long distance : Rulebook of 1995 published, " shorter than 80 meters", Rulebook of 1998 published, " shorter than 100 meters", Rulebook of 2006 published, " in between 81 to 130 meters".

④12フェアウェイの内、少なくとも4つのカーブを入れ、2つは右カーブ、2つは左カーブ、また12フェアウェイの内、少なくとも2つは短距離、2つは長距離にすることは、初版から現在まで変わっていません。
        マレーシアのコースですが、コース間が狭いですね
       こーす1


5、その他の変化
①5mライン、30mラインですが、1995年の初版においては設定されておりませんで、1998年の改訂版から設定され、難易度、楽しさを増す工夫が施されたと考えられます。

②緩衝地帯というのをご存知ですか。直径5mのゲートエリアとその周りにあるOBラインとの間のことです。この間は、初版から2001年のルールブックまでは1mでしたが、2006年の改訂版から2mと広くなりました。従いまして、ゲートからOBラインまでは少なくとも4.5mは必要ということになりますね。しかし、フェアウェイの幅は3〜10mとありますので、3m幅のフェアウェイですと横は1.5mしか取れませんね。このような時は、せめて奥行きは4.5mくらいは取りたいですね。木球というスポーツのルールの不備な点で、今後の統一が必要なところですね。

 いかがでしたでしょうか?スポーツというものは、技術の向上や用具の改良によって、ルールや設備(コース等)もそれに沿って変化していくんですね。面白いですね!

    ビーチ木球のコースです(中国・Haiyang)
   ビーチ

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2013/03/22 13:30 日本木球連盟 TB(0) CM(0)
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