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第2回民友新聞掲載 平成27年5月12日朝刊(掲載許可済) 

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 ・福島市
   福島大学名誉教授
   日本木球連盟会長
      新 谷 崇 一 氏




         再びオリンピックが
                                 新 谷 崇 一

 2013年9月7日、第32回夏期オリンピックの東京開催が決定した。1964年に開催された第18回東京五輪以来、56年ぶり2回目の開催となる。
 1964年東京五輪のとき、私は高校1年生であった。中間試験と重なり、テレビは見たいが、試験勉強はしなければならないと、葛藤しながら見ていた。開会式で、テレビに映る赤のジャケットに白のスラックス姿で入場行進する日本選手団の勇姿。抜けるような青空のもと、聖火台に駆け上がり、点火する坂井義則氏の軽快な動きが、今でも脳裏に焼きついている。
 各競技で活躍し、日の丸を揚げる選手には惜しみない拍手を送った。中でも、東洋の魔女といわれた、女子バレーボールの金メダルはとくに印象深い。また、男子体操の遠藤幸雄選手の演技や、マラソンで国立競技場に入って、イギリスのヒートリー選手に追い抜かれ、銅メダルとなった円谷幸吉選手などが、走馬灯のように蘇ってくる。
 4月、最初のゼミの授業で、2020年東京五輪を取りあげた。まず、ゼミ生に、1964年東京五輪をどれくらい知っているかを聞いてみた。回答は「知らない。祖母から回転レシーブを聞いたことがある」という程度であった。それもそのはず、両親は50歳くらいで、東京五輪の前後に生まれた方々である。
 2020年東京五輪に期待するものを聞いてみた。
回答は「スポーツに興味をもち、スポーツを行う人々が増えること。日本全国で開催して、子どもたちに夢を。東京での開催には期待していない」などが出た。また、東日本大震災とのかかわりについて聞いてみたところ「成功はもちろんだが、復興が遅れないこと。建築資材があるなら、それを被災地の支援へ」と、東日本大震災の復興を意識したゼミ生の意見であった。
 筑波大学教授の真田久氏は「実は東京五輪は3度とも復興とかかわりがある。戦争で開催権を返上した、幻の1940年東京五輪は関東大震災からの復興。64年東京五輪は戦争からの復興。2020年は東日本大震災からの復興(2014年10月10日付、読売新聞“論点”)」と、2020年東京五輪を、復興を祝う祭典にと、力説している。
 2020年東京五輪は東日本大震災の復興と同時進行で、もうすでにスタートしているのである。


              



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