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コーナー第5弾 木球、そのゲームの楽しみ方 日本では時間的な問題で、木球の大会ではシングルス戦しか行なっていない。近年、福島県木球大会福島市大会において、唯一ダブルス戦を行なっているが、通常の大会においてはまだ一般化されていない。 海外の大会においてはダブルス戦、ミックスダブルス戦、フェアウェイ戦が行なわれて、木球(大会)の楽しみ方を広げているのが現状である。 そこで、いずれ時間的な余裕ができて、ダブルス戦、フェアウェイ戦が行なわれるようになった時のために、今回はその進め方を紹介したい。紹介するのは昨年、中国・海南島で行なわれた、第6回WCでのシングルス戦とダブルス戦、そしてフェアウェイ戦である。 日本オープン2014時の光景 ![]() 1、シングルス戦 これは日本でも一般的に行なわれていて、何で今更というところであるが、海外との違いが1つある。それは、海外では必ず予選と決勝を行なっていることである。 日本においても、日本選手権では近年、予選、決勝を行なっているが、まだ一般化されてはいない。理由は大会を1日で終わらせたいためであろう。そのため、全員が18コース、あるいは24コースを行なって終わらせている。 全員平等という意味では1回(予選のみ)で終わらす方が楽しいであろうが、これに競争性を加味させると、予選、決勝というのが生まれてくるのである。日本ではどちらがいいのであろうか? 因に、昨年のWCでは、予選は12フェアウェイ実施し、上位16名が決勝戦に進み、決勝も12フェアウェイ実施し、予選と決勝のトータルで順位を決定するものでした。でも、12フェアウェイで終わった方にとっては物足りなさを感じたそうです。また、各国の参加人数には上限が設けられている。 安達太良山?鬼面山?の残雪 ![]() 2、ダブルス戦 このダブルス戦には男女それぞれのダブルスと男性と女性が一緒に行なう、ミックスダブルスがある。両方とも交互に打っていく。 ①男女別ダブルス戦の打順 A1・2、B1・2、C1・2の3組、6人でプレイする場合、基本は各組の1を終わらせてから、各組の2に入る。 1コース(A1、B1、C1の順)、2コース(B1、C1、A1の順)、3コース(C1、A1、B1の順)、4コース(A2、B2、C2の順)、5コース(B2、C2、A2の順)、6コース(C2、A2、B2の順)に打ち、以下、7コース(A1、B1、C1の順)と繰り返す。 ②男女混合のミックスダブルス戦 A男・女、B男・女、C男・女の3組、6人でプレイする場合、基本は各組の男を終わらせてから、各組の女に入る。 1コース(A男、B男、C男の順)、2コース(B男、C男、A男の順)、3コース(C男、A男、B男の順)、4コース(A女、B女、C女の順)、5コース(B女、C女、A女の順)、6コース(C女、A女、B女の順)に打ち、以下、7コース(A男、B男、C男の順)と繰り返す。 実際に行なわれているダブルス戦の光景 ![]() 3、フェアウェイ戦 このフェアウェイ戦にもシングルス、ダブルスで行なう方法が取られている。一般的にはシングルス(1対1)で行い、1〜12フェアウェイでどちらが多くフェアウェイを取ったかを競うものである。 一番早く決着がつくのは7対0で、7フェアウェイで終了となる。12フェアウェイで同点で決着がつかない場合は次の新たなフェアウェイに入り、1打、オーバーした方が勝ちとなる。 フェアウェイ戦はトーナメント方式を取るので、時間がかかる。参加人数によって優勝者を出すまでに相当回数、競わなければならないという難点がある。しかし、力のある者にとっては面白いゲームとなる。 新緑の頃の吾妻小富士 ![]() さて、皆さんはこれからどのように 木球を楽しんでいきますか? 海外ではシングルス戦、ダブルス戦、フェアウェイ戦は一般化されているが、日本ではまだ時間的な関係でシングルス戦しか行なわれていないのが現状である。しかし、大会を土、日と2日に渡って行うことにより、シングルス戦の他にもう1種目を取り入れることは可能であろう。 また、ある市町村での大会はシングルス戦ではなく、ダブルス戦のみとかフェアウェイ戦のみを実施するという特徴を出しながら行なう方法も考えられる。 まずは大きな大会で実施するのではなく、仲間内でちょこっと行なってみるのも1つの方法です。 楽しんでみて下さい!!! 続 く
コメント
ルールの話ではないので比較的気軽に発言させていただきますが、ダブルスは楽しそうなのでやりたいです。遊びでやるなら自由に組が組めると楽しいと思います。勝敗は固定化されそうですが、知ってる人と一緒にプレーする喜びはなんにも代え難いものだと思います(^_^)
午前中に予選、午後に決勝。
午前中にシングルス、午後にダブルスやフェアウェイ戦等、どのような形式で大会を行うかは、日本木球協会や、各協会で協議して貰いましょう。 日本でも、3~4日かけて行う大会が出来る様になれば、面白くなると思います。
2月5〜8日、蔵王温泉に東京の女子大学のスキー実習に行ってきました。今年は十数年ぶりという穏やかな(快晴を挟む)天気に恵まれ、楽しいスキーをやってきました。という訳で、コメントへの返信が遅れました。一括して返信したいと思います。
mmさんへ ゴルフなどでは1組4人、3人、2人などの組み合わせがあって、4人よりか3人、2人の方が早いので、公式ルールではないですが、「お先にどうぞ」というのがあります。木球はコース全体がゴルフに比べ狭いので、空いているコースに回ることは可能ですが、これを許したら、メチャメチャになってしまうでしょうね。 私は授業などで、全体を見渡しながら、あのコースが空いているので、そちらに回って下さいと指示します。各大会でも、この様な監視人(責任者)がいると可能かもしれませんね。 マレットさんへ 国際大会などは各国、優勝を狙ってくるので強いもの同士の組み合わせで来ます。国内でのレクリエーションを目的に行なう場合は楽しみが優先するのでくじ引。ダブルスの組み合わせには一長一短がありますね。勝利優先か、楽しみが優先かで組み合わせが変わってきます。大会を2種類、準備しなきゃならないでしょうかね。 ダフさんへ 現行では午前、午後にかけての方法で工夫して行なうしかないでしょうかね。せめて、土、日と2日にかけて行なわれるといいのですが。まだ、日本では休み=スポーツという習慣がないので難しいですかね。遊んだ次の日は休むという生活ですからね。長期間のバカンスを楽しむという欧米諸国のような生活は無理でしょうね。 |
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あと海外で感じたことは、スコアカードの付け方で、コースNo.を書かないことですね。
だから、進行途中で先のコースが詰まっていたら、空いているところに移動して、また戻ってくるということをしていました。
例えば、ゲートインワンをしたのがどのコースかは、ばっと見分からないってことですね。
律儀な日本人には向きません!