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 新谷

管理人: 新谷
ブログ愛読者の皆さん、こんにちは。今日まで皆さんに支えられ、ブログ掲載もスムーズになり、また充実してきたと思っています。これからも、皆さんを楽しませる記事を掲載していきます。ご期待下さい!

コーナー第4弾
国際木球連盟・競技規則の問題点

 
 現在、国際木球連盟の中でルールの改訂あるいは解釈をめぐって、議論が行なわれています。コーナー第4弾では、その議論の中味を紹介すると同時に日本の立場を明らかにしていきたいと考えています。
 <その2>OB時のボールのスタート位置と横打に対して、皆さんから活発なご意見・コメントをいただき、今回も賑やかなブログとなりました。いただきましたご意見・コメントを国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えております。有り難うございました。
 今回も皆さんから、忌憚のないご意見をいただき、国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えています。どしどし、ご意見を投稿して下さい。お待ちしております。


<その3>ゲート通過に関わる判定について


ゲート未通過の状態(右側からボールが来て、カップをはじいて1回転させたが通過しなかった)
CIMG2108.jpg

 
 ◎国際木球連盟・競技規則 2011
 第五章 試合
 Ⅲ 試合の進め方
 2、試合中・・・(1)ゲート通過について

(1)の原文の直訳
 プレイ中、ボールがゲートの金属棒を通過して、カップの後ろにあり、お互いが離れたとき、1つのフェアウェイが完了したとみなされる。もし、ボールがゲートの金属棒を通過して、カップの後ろにあって、カップに触れて静止しているならば、選手はゲートの金属棒を同じ方向から通過するまでプレイし続けなければならない。

(1)の脚注
 プレイ中、ゲートを通過したボールが戻って来て、カップに触れている場合、レフリー、ラインズマン、同じ組の仲間に離れたことが目撃されたとき、1つのフェアウェイが完了したとみなされる。同じ組の仲間の同意を得られない場合、決定はボールの置かれている状態で判断される。

(1)の日本語訳のルール=意訳
 ボールは金属棒の下を通過し、ゲートの木製コップより後方に離れた地点まで打たなければ、1つのフェアウェイを完了したとはみなされない。また、一旦通過して戻って来て、ゲートに触れている場合は通過とみなす。

◎問題点の指摘
1、直訳(ルールの原文)には問題点は見られないが、脚注において目撃されなかったとき、決定はボールの置かれている状態で判断するとある。置かれている状態では非常に判断が曖昧となり、決定が難しくなる。

2、日本語訳のルールで、一旦通過して戻って来て、ゲートに触れている場合は通過とみなすとあるが、通過したかどうか確認できない場合はどうするのか。

◎問題の実態
 この状況はしばしば見受けられる。特に、ゲート回りあるいはゲート下の芝が深いときと、ビーチ木球のときである。
 両者とも同じ原理であるが、ボールがカップをはじいて、カップを回転させて、1回転してボールに当たったとき、芝が深くて前に進まず、そこで止まってしまう。砂の場合はカップが1回転してボールに当たったとき、ボールが砂にめり込んで止まってしまう。
 両者とも、この実態は目撃されている。その場合は通過していないとみなされ、同じ方向から通過するまで打ちなおす(直訳の通り)。

◎問題への対応
 この問題は、選手がゲート回りに集まって、ゲートを狙っているときには目撃者が複数いるので問題は起きない。問題はショートコース、あるいはある程度ゲートから離れた位置から打撃して、通過したかどうかが確認できないときである。
 ルールに、「確認できないときはボールの置かれている状態で判断する」とあるが、これを改めて○か×、白か黒をはっきりさせる文言に改めるべきか、あるいは現状のまま(脚注)にしておくかとなる。

◎日本木球連盟の結論
 日本木球連盟としては原文のままで、改正は無い方が良いと考える。理由は、ボールが接触している場合は芝が深いときとビーチ木球のときである。それ以外ではこの様な状況はまず見受けられない。
 ほとんどの場合、カップが回転したらボールははじき出される。それでも触れている場合は戻って来たと考えるのが筋であろう。もちろん、芝の深さ、地面の傾斜等は判断の材料に入れるべきであり、芝が深いときは通過していない、前上がりの傾斜の場合は通過して戻って来たと判断すべきであろう。
 参考:ゲートエリアは平らで何ら障害物のない地形であること(第一章 Ⅲ 10)。


 さて、皆さんはこのルールにどう判断するでしょうか?

続  く


2015/01/25 09:54 日本木球連盟 TB(0) CM(4)
コメント
国際木球連盟・競技規則の問題点についてですが、
この様に、国と国の間で意見が分かれてしまい統一するのが
困難な状態なので、しばらくは各大会で細かいところはローカルルールを定め、全選手が統一されたルールでプレイできるような環境作りが大切だと思います。
2015/01/25 17:15 キズクリーン URL [ 編集 ]
前回と同じようなコメントになり恐縮ですが、大前提として、審判は通過を確認できるポジションを取るべきです。場合によっては、ゲート周り専属の審判も設置するという考え方もあると思います。(サッカーではゴール判定の審判も一部導入されています)
ローカル大会ではそれだけの人数を審判に割けられないと思いますが、オリンピックレベルの大会を規定する国際競技規則としてはゲート周り専属審判が存在しても良いと思います。
2015/01/26 00:09 マレット URL [ 編集 ]
キズクリーンさんへ
コメント、有り難うございます。キズクリーンさんの言われる通りです。
国際木球連盟はまだ発展途上の段階にあります。だから今のうちにしっかりしたルールを構築していかなければ、各国が独自のルールを作り、収集がつかなくなります。今が一番大事な時です。
ローカルルールを取り入れながらも、同時に統一されたルールを構築していかなければなりません。そして、台湾にある国際木球連盟は各国の意見を取り入れながらも(意見を聞く耳を持つことが大事)、リーダーシップが発揮できる連盟にならなければダメだと考えます。そのような方向に国際木球連盟を歩ませたいと思っています。
応援、宜しくお願いします。
2015/01/26 09:04 新谷 URL [ 編集 ]
マレットさんへ
コメント、有り難うございます。マレットさんのご意見も全くその通りです。
現在、海外でのビッグ大会は平地(陸上競技場)で行なっていますので、ボールの行くへがよく分かります。しかし、日本の場合はゲームに面白さを反映させるため、起伏に富んだ所(例えば、あづま運動公園の桜の広場)で行なっています。ここではゲートが見えない場面が幾つか存在します。そのような時は審判、あるいは選手が自主的に見える所まで移動して確認しています。この様な方法で公平性を確保しています。素晴らしいことだと思います。
国際大会レベルの試合では要所要所に国際審判員を配置して、公平性を保つようにしていますが、専属審判員を配置できるよう働きかけていきたいです。
2015/01/26 09:18 新谷 URL [ 編集 ]















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