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管理人: 新谷
ブログ愛読者の皆さん、こんにちは。今日まで皆さんに支えられ、ブログ掲載もスムーズになり、また充実してきたと思っています。これからも、皆さんを楽しませる記事を掲載していきます。ご期待下さい!

第9回民友新聞掲載 平成27年1月22日朝刊(掲載許可済) 

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 ・福島市
   福島大学名誉教授
   日本木球連盟会長
      新 谷 崇 一 氏





                                スポーツ観戦の魅力
                             新 谷 崇 一


 皆さんは今年もたくさんの話題を提供してくれた、お正月の風物詩、第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を観られたでしょうか。何といっても、往路、復路で10時間49分27秒と、大差で初の総合優勝を遂げた青山学院大学。往路の5区、山登りで「山の神」柏原選手を超え、最優秀選手に輝いた神野選手の快走が記憶に残る。
 私はスポーツを見るのはあまり好きではない。行なう方が好きであると、みんゆう随想に書いたことがある。しかし、今回の箱根駅伝はしばらくの間、観ていた。いわゆる、テレビに釘づけの状態であった。何がそうさせたのか。 
 数多く考えられる中、まずは何が起こるか分からないスポーツに潜むドラマ性であろう。終わってみなければ分からない結末。ヒヤヒヤしながら見守る戦況。駒沢大学の選手が地面に手をつき、ふらつきながらゴールを目指し、トップから4位に転落するという、予想もつかない展開。
 次はテレビ局が作り出すスポーツのドラマ化であろう。これはスポーツ中継を一つのドラマに仕立て、演出して視聴者を引きつけるのである。その主人公は選手はもちろん、語り手であるアナウンサーもその一人である。あの、絶妙ともいえる話術。長時間にわたる中継で、感動場面を引き出しながら、私たちを魅了させる興味深いアナウンス。そして、解説者の解説をタイミング良く引き出す間合いと、箱根駅伝に登場した過去のヒーローたちを織り交ぜた今昔物語。
 しかし、視聴者には作られたドラマを楽しむタイプと、ゲームそのものを楽しむタイプがいる。箱根駅伝でいうならば、選手同士の駆引きを視聴者が自ら推測し、駅伝そのものを楽しむ。余計なドラマは不要といわれる方々である。
 松原隆一郎氏の「プロ野球からJリーグへ」(新曜社)によると、アトランタオリンピックで高視聴率を上げたのは視聴者が何を見たがっているかを察知し、それに基づいて番組を徹底的にドラマ化したことにある。しかし、参加型のサッカーやテニスはこのドラマ化を拒否する傾向が強い。楽しむのはゲームそのものであるという。さて、あなたはドラマ派?ゲーム派?
 箱根駅伝で走ったランナー210名中、本県出身者は8名。福島復興を願って走った選手に感謝したい。


※三行コメント
 私はドラマ派かゲーム派かと問われれば、自分が参加出来ない競技を含めてゲーム派と思う。
 余りにも視聴者を意識し過ぎ、ドラマチックに編集されたスポーツ番組は如何と思う。スポーツ番組の本質は視聴率を取ることではないと思うが。
 自分では競技をしたこともないし、ルールも良く知らないが、見るスポーツではラクビーが一番好きである。ずいぶん昔の話だが、赤い炎の集団と言われた新日鉄釜石の自陣からパスを繋いでトライしたシーン、明治大の頑なにこだわったスクラムトライ。そして倒れた選手へアルミのヤカンを持って駆け付けるシーン(今では見られないか)。皆作られたドラマではない(カメラワークはあるが)ところに魅力と興奮を感じる。
 いかなるスポーツも今回の箱根駅伝でも伝わる選手からの真剣さ、真摯さに感動を覚えるのではないでしょうか。。。。K.M



ブログ掲載責任者 日本木球連盟広報部 

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コメント
最近のテレビ放送に疑問
最近のテレビ放送は番組編成がおかしいと思う。特に民間のBS放送は還流ものが多い。私はほとんど観ないが、需要はあるのかどうか。また、地上波でも特に目立つのが中間男性のゲスト及び司会、年配の私には不愉快でたまらない。確かにトークはうまいが、オネエ言葉で巧みに最近の話題を展開する。これが現在の世相を映しているのか。放映料を取っているNHKさん、再考を促します。
2015/01/22 12:34 mikawadai URL [ 編集 ]
mikawadaiさんへ
コメント、有り難うございます。私は、テレビはニュースしか見てませんので、現在、テレビ界でどのようなものが流行っているのかも分かりません。そんなもんですから、学生と、流行の話しをすると全くついていけません。ちょっと異常ですかね。
なぜ、テレビを見ないか。1つは鈍くて、物語の内容を理解できないときがあるから。もう1つは、見た内容をしつこく考え続けて、心が落ち着かないからです。特に、連続ものはその傾向があり、99%見ません。
そんな訳で、mikawadaiさんのコメントにはノーコメントです(笑)。
2015/01/23 09:05 新谷 URL [ 編集 ]
私はドラマ派かゲーム派かと問われれば、自分が参加出来ない競技を含めてゲーム派と思う。
 余りにも視聴者を意識し過ぎ、ドラマチックに編集されたスポーツ番組は如何と思う。スポーツ番組の本質は視聴率を取ることではないと思うが。
 自分では競技をしたこともないし、ルールも良く知らないが、見るスポーツではラクビーが一番好きである。ずいぶん昔の話だが、赤い炎の集団と言われた新日鉄釜石の自陣からパスを繋いでトライしたシーン、明治大の頑なにこだわったスクラムトライ。そして倒れた選手へアルミのヤカンを持って駆け付けるシーン(今では見られないか)。皆作られたドラマではない(カメラワークはあるが)ところに魅力と興奮を感じる。
 いかなるスポーツも今回の箱根駅伝でも伝わる選手からの真剣さ、真摯さに感動を覚えるのではないでしょうか。。。。
2015/01/24 13:21 K.M URL [ 編集 ]
K.Mさんへ
コメント、有り難うございます。
普通、ゲーム派になる方々はそのスポーツのルールを知っていて、その展開を楽しむと言われます。ルールを知っているから、余計なお世話は必要ないとなります。
しかし、K.Mさんが言われるように、(ラグビーの)ルールを知らなくても楽しめる、引きつけられるものがスポーツ(観戦)にはあるということは、スポーツの持つ奥深さ、果てしなさを感じます。
スポーツに携わってきてて良かったと思っています。有り難うございました。
2015/01/24 13:34 新谷 URL [ 編集 ]















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