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 新谷

管理人: 新谷
ブログ愛読者の皆さん、こんにちは。今日まで皆さんに支えられ、ブログ掲載もスムーズになり、また充実してきたと思っています。これからも、皆さんを楽しませる記事を掲載していきます。ご期待下さい!

第20回台湾オープン国際木球大会参加
報 告 集


成田の搭乗待合室にて乾杯!この後、女性陣も飲みました!
s成田


1、はじめに
 
 第20回台湾オープン国際木球大会に11月19〜24日、5泊6日で台湾の高雄市で開催された台湾オープンに参加して来ました。この高雄での大会は6年ぶりで、2009年に一度行っています。その時は現野田木球クラブの皆さんや清水木球クラブ、蓬萊木球クラブの方々が参加されました。高雄は日中、30度くらいまでになり、真夏の暑さでした。
 参加者は女性陣が遠藤美智子さん、牧野律子さん、男性陣が上野直紀先生、澤田祥孝くん、そして新谷の5人でした。
 一行は二手に分かれて、成田の駐車場に集合(最終的にはエバー航空チェックインカウンター)し、12:25分成田発エバー航空107便にて高雄国際空港まで、4時間の空旅でした。高雄国際空港には定刻通り15:45分に到着し、ホテルには5時前にチェックインできました。
 チェックイン後、ホテルの近くにある蓮潭池のほとりのレストランで夕食をとり、その後、私の部屋で明日からのミーティングを行って、眠りにつきました。
 また、何時ものように時間を追いながら、写真で台湾オープンを振り返ってみます。

蓮潭池のほとりにある物産館の夜景・ホテルの部屋から
夜景

蓮潭池のほとりにある物産館・ホテルの部屋から
昼景


2−1、大会初日(20日)

 大会初日は午前中、市内観光、午後、大会会場で公式練習が行われました。そして、夜はウエルカムパーティー!
 今年度の台湾オープンには例年になく、各国の会長はじめ、多くの国からの参加があり、賑やかなウエルカムパーティーとなりました。

高雄港入口のゲート
観光1

高雄港をバックにAsmatさんも入って
s高雄港

私の木球の教え子であるTalia Asmatさん。ペルーから32時間かけて参加。
観光2

インドネシアのマリオと香港のライ・リンさん
観光3

高雄港湾内にある観光地・立体画、奥行きがあるでしょう
観光4

高雄で最初の学校
観光5

高雄で最初の学校の中庭
観光6

ワールド ゲームズ メイン会場をバックに
観光7


2−2、ウエルカムパーティー

 ウエルカムパーティーは全参加者が入っての、賑やかなパーティーとなりました。各国から飛び入りの、カラオケ大会でした。

各国代表の紹介・日本
sウエル2

各国代表の紹介のあと、壇上にて乾杯!
sウエル1

日本を代表して上野先生と牧野さんのデュエット
sウエルカム1


3、大会2日目(21日)

 大会初日は男性、女性のシングルスの第1Rと、女性のダブルスが行われました。私は午後から国際木球連盟の総会出席のため、男性のシングルスと女性のダブルスは見ることができませんでした(従って、カメラにも納まっていません)が、皆さんからいただいた分を掲載します。
 大会終了後、市内のレストランで夕食を取り、ホテルに戻りました。

男性のシングル待ちをする上野先生と澤田君
sシングルス

牧野さんの華麗なショット
1−1

遠藤さんの華麗なショット
1−2

遠藤さんのゲート通過
1−4

牧野さんのゲート通過
1−5

Talia Asmatさんの豪快なショット
1−6

1日目の国際木球連盟総会 1
s会議2

1日目の国際木球連盟総会 2
1−7

1日目の国際木球連盟総会 3
1−8

いつ頃でしょう?芋ご飯を食べたのは
s2日目

2日目の夜はDr.パットが押し掛けて来ました。奥さんは買い物の後に参加
sパット


4、大会3日目(22日)

 大会3日目は男性、女性のシングルスの第2Rと、男性のダブルスが行われました。私は午後から国際木球連盟の総会続きのため、男性のシングルスは見ることができませんでした(従って、カメラにも納まっていません)が、後で皆さんからいただきました。
 大会終了後、市内のレストランで夕食を取り、ホテルに戻りました。

レストランにて朝食。よく食べます!
s3日目

大会開始前にAsmatさんと一緒に
2−1

2日目の牧野さんの華麗なショット
2−3

2日目の遠藤さんの華麗なショット
2−4

男性陣のダブルスの一コマ
2−2

ダブルス終了後、皆さんで
sダブルス

2日目の国際木球連盟総会
s会議1

市内のレストランで3日目の夕食・盛り上がりました!
2−5

タンさん、イさんを交えて、乾杯!
2−6

右からAsmatさん、遠藤さん、イさん
2−7

上野先生、澤田君
2−8

おまけに、スタッフの皆さん・中央が謝さん
2−9

民族レストランでの踊り披露
2−10


5、大会4日目(23日)・ファイナル

 いよいよ大会もファイナルを迎えました。やはり、選手としての日本人を見かけることはできませんでした。
 この日は、澤田君は朝から大会会場に行き、真剣にプレーを見ていました(頼もしいかぎり!)。私たちは午前中、高雄物産館でお土産を買いに出かけました。
 午後は、女性陣は蓮潭池の回りの観光。上野先生と私は大会会場へ出向き、ファイナルの観戦でした。
 今夜はフェアウエルパーティーである。いよいよ最後の夜を迎えました。

物産館での大量のお土産購入
3−3

午後、女性陣が行った蓮潭池の回りにある建物。龍の口から入り虎の口から出る
3−4

ファイナル会場にて
3−2

表彰式・私は男子シングルスの優勝、準優勝、第3位を表彰
s4日目

ファイナル会場にて、台北市立大学の3年生と。高校生の時からの知り合い
3−1


6、フェアウエル パーティー

 いよいよ最後の夜。いつもの通りフェアウエルパーティー!明朝は高雄国際空港07:00分発エバー航空108便にて帰国。5泊6日もアッという間に過ぎました。
 朝、3時にモーニングコールをお願いし、4時半にホテルを出発。眠いの連発でした。成田国際空港には定刻通り11:25分着。現実に戻りました!

主賓席のメンバー
sパーティ4

お土産交換 1
sお土産1

お土産交換 2、日本からはいつものようにコケシ
sお土産2

インドネシア、ジャガーの奥さん(右端)
sパーティ2

Dr.パットとライ・リンさん
sパーティ3


7、帰国

 5泊6日はアッという間に過ぎてしまいました。今回の台湾オープンは20回目ということもあってか、多くの国が参加しました。
 また、IWbFとAWbFの総会で会長、副会長の選出ということもあって、多数の国が参加した要因ではないかと思います。現IWbFの副会長である新谷も第3副会長として再選されました。
 会長は翁さん(台湾)、第1副会長に郭さん(マレーシア)、第2副会長にDr.パット(タイ)、第4副会長にジャガー(モンゴル)、第5副会長にウガンダが選出されました。
 翁会長から、日本は大事な仲間。今後とも是非、木球の普及に尽力して欲しいと期待されました。皆さん、ご協力宜しくお願いいたします!!!

高雄国際空港搭乗待合室にて。お土産が溢れてます
s12279172_1620588181539361_427095732244116566_n.jpg
 
 
今年もいよいよ、残すところ1ヶ月。
来年も木球を楽しみましょう!!!
 




2015/11/26 14:53 日本木球連盟 TB(0) CM(4)

開会1


第1部
第10回日本木球選手権大会の結果と写真集


開会2

 秋も深まった去る、11月8日(日)、第10回日本木球選手権大会が小雨の中、あづま総合運動公園せせらぎ桜の広場で行なわれた。
 平成27年度の県木球大会福島市大会、いわき市大会、南相馬市大会、日本オープンそして全日本大学木球選手権(上位男女3名)で勝ち上がった精鋭52名(男性34名、女性18名)はあいにくの小雨の中、予選12コース*2R、計24コースで行なわれた。
 本来は予選24コースを実施し、参加者の50%が決勝戦に進み、12コースを実施して、そのトータルでスコアを競うものであったが、秋も深まった小雨の中、予選の24コースで終了した。
 結果と写真集は以下の通りである。


1、全員の成績結果と予選クリア者
 

<順位> <男性>  1R+2R= 計          <女性>   1R+2R= 計
優 勝  中村洸太  52+57=109         安田ヨツ  61+56=117   
準優勝  山河 紘  58+56=114         竹村サキ子 66+64=130
第3位  三浦賢治  60+57=117         益山冨士子 66+64=131
第4位  斎藤 昌  58+60=118         宍戸ロク  66+66=132
第5位  藤田修平  65+54=119         村木花保里 69+66=135
第6位  澤田祥孝  62+57=119         堀川栄子  66+69=135
第7位  佐野利夫  61+60=121         安田紀子  66+71=137
第8位  菅井伸祥  72+51=123         増子ヤス子 70+68=138
第8位  古川好昭  66+57=123    第9位  長島ひろみ 73+66=139   
第10位 唯木義夫  64+60=124    以上が予選通過者   
第10位 上野直紀  63+61=124    第10位 村上千枝子 72+67=139
第12位 増子弘文  61+64=125    第11位 丹治恭子  76+63=139
第12位 二階堂守  64+61=125    第12位 三浦喬子  63+78=141
第12位 佐藤 滋  64+61=125    第13位 遠藤美智子 68+74=142
第12位 阿部幸七  56+69=125    第14位 佐藤あずさ 73+70=143
第12位 板倉惣七  65+60=125    第15位 加藤町子  81+75=156
第17位 武石 功  63+63=126
以上が予選通過者
第18位 阿部稔也  67+61=128     失格  牧野律子  67+75=142
第18位 関谷周利  65+63=128     失格  相馬有子  73+73=146
第18位 加藤 悟  66+62=128     失格  針谷侑里  86+81=167
第21位 佐藤清光  65+64=129
第21位 菅野孝志  66+63=129
第23位 大内一郎  67+63=130
第23位 秦 昭男  69+61=130
第25位 大出 宏  66+65=131
第26位 丹治正廣  67+65=132
第27位 遠藤二雄  67+66=133
第28位 佐藤文一  70+64=134
第28位 本田 静  65+69=134
第30位 高橋駿介  66+69=135
第30位 宍戸健一  65+70=135
第32位 松原 航  77+61=138
第33位 渡辺 修  70+73=143
第34位 村木研志  75+70=145


2、入賞者の顔ぶれ

 男女とも入賞者の顔ぶれはあまり変わらないが、今年は若手が台頭してきたことにその特徴が挙げられる。若手筆頭の中村君は今年も優勝!そして、5位に藤田修平君、6位に澤田祥孝君が入ってきた。女性では5位に村木花保里さんが入り、今後、若手の活躍に期待が持てそうである。

男性優勝の中村洸太君と女性優勝の安田ヨツさん
受賞者1

左から順に優勝の中村君、山河さん、三浦さん、斎藤さん、藤田君、澤田君
受賞者3

左から順に優勝の安田さん、竹村さん、益山さん、宍戸さん、村木さん、堀川さん
受賞者2


3、写真による大会の模様


 今回も写真によって、大会の様子を振り返ってみたいと思います。小雨の中のプレー。傘をさしたり閉じたりの、なかなかペースがつかめないコンディションの中での大会でした。
 それでは振り返ってみましょう。

左から ? 村木花保里さん、長島ひろみさん
日1

左から古川好昭さん、三浦賢治さん、宍戸健一さん
日2

左から高橋駿介君、増子弘文さん、山河紘さん、誰かの彼女?
日3

左から武石功さん、阿部稔也さん、佐藤文一さん
日4

左から牧野律子さん、針谷侑里さん、相馬有子さん
日5

左から菅野孝志さん、渡辺修さん、松原航君
日6

左から三浦喬子さん、安田ヨツさん、村上千枝子さん
日7

左から堀川栄子さん、宍戸ロクさん、遠藤美智子さん
日8

左から竹村サキ子さん、安田紀子さん、加藤町子さん
日9

左から関谷周利さん、上野直紀さん、澤田祥孝君、佐野利夫さん
日10

打者の佐藤滋さん、中村洸太君、阿部幸七さん
日11

左から加藤悟さん、板倉惣七さん、遠藤二雄さん
日12

左から大出宏さん、二階堂守さん、斎藤昌さん
日13

左から佐藤清光さん、菅井伸祥君、唯木義夫さん
日14


第2部
平成27年度日本木球優秀選手賞と閉会式


最優秀選手賞から第6位までのトロフィー
ベス


 日本選手権の順位を最後に加味して、日本木球優秀選手を決定します。今年度は男性では佐藤清光さんが大きくリードしていて、本年度の最優秀選手賞に輝くものと、大方の方が予想していました。ところが、日本選手権で入賞どころか、予選通過ラインもクリアできないという番狂わせがあり、優勝した中村洸太君に最優秀選手賞を持って行かれました。
 女性はダントツの安田ヨツさんが、日本選手権も制して、3年連続の最優秀選手賞に輝きました。その他、遠藤美智子さんが6位入賞と健闘したのが目立っていました。
 遠藤美智子さん、おめでとうございます!


1、日本木球優秀選手入賞者

 カウントの仕方は福島県木球大会福島市大会、いわき市大会、南相馬市大会、日本オープンの4大会で、上位6位までに入った選手を対象に、優勝者に6点、準優勝者に5点、以下1点刻みで点数を与え、6位が1点獲得する。
 同順位の場合は同順位の得点を足して、その人数で割った得点を与えることとする。最終的に上記4大会に日本選手権の順位による得点を加味して、5大会で各得点を出す。獲得点が同点の場合は日本選手権の順位で優秀選手賞を決定する。
 ちなみに、安田ヨツさんは獲得点25、5であるから、5大会では常に準優勝以上ということになります。現実的には優勝を逃したのは1〜2回であったような気がします。いかに安定しているかですね!


         <男性>  <獲得点>    <女性>  <獲得点>
最優秀選手    中村洸太   20      安田ヨツ   25、5 
準優秀選手    佐藤清光   19      竹村サキ子  19
優秀選手第3位  三浦賢治   10、5    益山冨士子  17
優秀選手第4位  山河 紘   10      宍戸ロク    9
優秀選手第5位  佐藤文一    9      堀川栄子    5、5
優秀選手第6位  斎藤 昌    8      遠藤美智子   5


2、閉会式と表彰式

 平成27年度の全ての閉会式と言っても過言ではないでしょう。雨も上がり、全員の参加により閉会式ならびに表彰式が行なわれました。
 表彰式終了後、講評で阿部稔也県木球協会顧問は今年の大会では若手の進出が目立ちはじめ、木球の発展に良い兆しが現れはじめ、楽しみが増えたと言っておられました。
 その実現に向けて、皆さんで力を合わせて頑張りましょう!

阿部稔也県木球協会顧問の講評
閉会3

閉会式・表彰式には雨も上がり、1年間の締めができました
閉会2

来年の春、またこの場所で会いましょう!

閉会1

今年1年、お疲れ様でした!!!
また来年、木球を楽しみましょう!!!



   
2015/11/10 10:59 日本木球連盟 TB(0) CM(3)
第7回民友新聞掲載 平成27年11月5日朝刊(掲載許可済) 

 200.jpg



 ・福島市
   福島大学名誉教授
   日本木球連盟会長
   国際木球連盟副会長
        新 谷 崇 一 氏




         今年の新米の味は?
                                 新 谷 崇 一


  昨年からはじめたウオーキングも、この11月で1年が過ぎた。途中で挫折するのではないかと内心、不安であった。継続できた理由はいろいろあるが、肌で感じる四季の移り変わりもその1つである。
 新年を迎えたころには見えなかった回りの景色に目を向ける余裕ができ、自然の変化も感じ取れるようになった。最初の楽しみは桜である。つぼみが膨らみはじめ、ピンクに染まると、一気に開花する。目を楽しませてくれるのはソメイヨシノ、しだれ桜、そして八重桜。あまりの美しさに、つい立ち止まってしまう。 この四季の移り変わりのなかで一番長いつきあいをしたのが稲である。5月の田植えからはじまり、10月の稲刈りまでつきあった。福島市田沢在住の丹治正弘さんから、いろいろお聞きした。稲作は豊作を祈願する1月11日の「農の初め」からはじまり、4月末からの田起こし、代掻き、そして田植えの流れで進む。
 整然と植えられた苗に、一番神経を使うのは水の管理だそうだ。寒さ対策には一定の水量が必要である。丹治さんは毎日のように足を運び、水量に気を配る。もちろん、定期的な雑草取り、農薬散布、肥料散布と手間をかける。毎日見ている稲であるが、その成育の早さには驚いてしまう。
 9月はじめには水抜きをし、稲刈りに備える。現在はコンバインで稲刈りと脱穀を行う。しかし、日本の田園風景に見られる、稲刈り後の天日干しも行われている。東北地方独特の、みの虫のように積み重ねる「ほんにょ(穂仁王)」と呼ばれる干し方。丹治さんたちは「杭みょう」という。天日干しは2〜3週間行うが、この間、みょう返しが行われる。稲を裏返しにして、まんべんなく乾燥させる。重労働である。
 スズメ対策も重要な作業となる。一度、味をしめた田んぼには毎回、飛来するらしい。そこでいち早く、田んぼにカカシ糸を張り、スズメよけを行う。とくに、大好きなもち米には防鳥ネットを張る。スズメは集団でその防鳥ネットの上にとまり、スズメの重みでたるんだ所の稲穂を食べるらしい。スズメも賢い。
 田植えから稲刈りまでつきあった稲も、今では新米として店頭に並んでいるであろう。今年の新米は自分がかかわったような気がして、いつもよりおいしそうな感じがする。




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