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 新谷

管理人: 新谷
ブログ愛読者の皆さん、こんにちは。今日まで皆さんに支えられ、ブログ掲載もスムーズになり、また充実してきたと思っています。これからも、皆さんを楽しませる記事を掲載していきます。ご期待下さい!

第43回福島県木球大会いわき市大会開催される
結果報告と写真集

全員集合・約80名の参加でした
こ1

 7月26日、晴天の下、第43福島県木球大会いわき市大会が開催されました。今年は例年になく浜風は少なくて暑く、31度の炎天下で行われました。しかし、写真を見ても分かるように、いわきのコースは緑のトンネルの中で行われますので、思ったほどの暑さではないです。
 いわき市のコース独特の木の根っこも少し減ったような気がしましたが、相変わらずラッキー、アンラッキーの両方に別れていたようです。
 今回、女性で上位の常連客を押しのけて遠藤美智子さんが初優勝をしました。普段の練習の賜物と拍手を送りたいです。もう1つ、アジアカップ・タイ大会の遠征から戻った最初の大会ということも影響しているかもしれませんね・・。
 今回は1コースから、順番に写真で振り返ってみたいと思います。
 楽しんで下さい!


1、開会式
 
 三瓶副会長の開会の言葉に引き続いて、武石県木球協会会長の挨拶、そして競技委員長、審判委員長の諸注意の後、大会が開始されました。

武石県会長の挨拶
こ2


2、試合開始

 ここからは全てのコースではないですが、コースの特徴を述べながら写真で振り返ってみます。

1コース。恒例のブッシュ間通過かサイド狙いか。今年はサイドが多かったようです。
こ3

1と2コース。ここはまともに日が当たるコースです。
こ4

奥が4コース、手前が5コース。この両コースとも方向性と距離感が要求されます。
こ5

7コース。左に傾斜があり、コース取りを慎重に。
こ6

9コース。ロングコースなので、飛ばしやは大好きなコース。
でも、方向性が大事。木の根っこが待っています。

こ7

同じく9コース。
こ8

11コース。下りのショートコースのスタート地点です。
こ9

同じく11コース。ここではゲートインワンが2人出ました。彼もその1人です。
こ10

最終12コース。登りのコース。緑のトンネルです。
こ11


3、結果報告(入賞者)

<男 性>
      名前   前  後  H   合計    
優 勝  古川好昭  53+60+4 =117  
準優勝  秦 昭男  60+56+4 =120  ハンディ持ちで上
第3位  関谷周利  69+51+0 =120
第4位  中村洸太  56+55+10=121  ハンディ差で上
第5位  佐藤清光  58+54+9 =121
第6位  三浦賢治  59+57+7 =123  ハンディ差で上
第7位  菅井伸祥  58+62+3 =123
第8位  澤田祥孝  63+60+0 =123
第9位  松原 航  63+57+4 =124
第10位  遠藤八十八 64+60+0 =124

(日本選手権出場獲得者・敬称略)
秦 昭男、三浦賢治、関谷周利、菅井伸祥、松原 航、遠藤二雄

<女 性>
      名前    前  後  H   合計
優 勝  遠藤美智子  65+64+3=132
準優勝  冨岡マサ子  64+67+3=134
第3位  村木花保里  70+65+0=135  3=2、4=2
第4位  山河洋子   65+70+0=135  3=2、4=1
第5位  丹治恭子   70+66+0=136
第6位  佐藤文江   66+71+0=137

(日本選手権出場獲得者・敬称略)
安田ヨツ、遠藤美智子、冨岡マサ子


4、お昼のひと時

 今回も楽しみな昼食の時間が来ました。今回は12コースを2ラウンドした後のお昼とあって、お腹は空いているし、美味しいおにぎりは待っているしでした。

武石会長と野田木球クラブ
ひ1

清水木球クラブ
ひ2

南相馬木球クラブの堀川さん、益山さん、佐野さん
ひ3

いわき木球クラブの皆さん
ひ4

蓬萊木球クラブの皆さん
ひ5

ユニフォームも新たな西木球クラブの皆さん
ひ6


5、今年のドラコン賞


 男性は阿部幸七さん、女性は益山冨士子さんでした。幸七さんの華麗なフォームを最後の写真とします。


華麗な阿部幸七さんのドラコン賞のフォーム
ど1


次回は山形県木球大会(講習会)
第1回東京大会記念大会で
お会いしましょう!


E  N  D





2015/07/27 16:41 県木球協会 TB(0) CM(0)
第4回民友新聞掲載 平成27年7月21日朝刊(掲載許可済) 

 200.jpg



 ・福島市
   福島大学名誉教授
   日本木球連盟会長
      新 谷 崇 一 氏




         ニュースポーツといえども
                                 新 谷 崇 一


 第9回アジアカップ木球国際選手権大会が「微笑みの国」タイのバンコクで、先月の22日から28日まで開催された。日本代表チームのメンバーは総勢10名。東南アジア諸国をはじめ、遠くはアフリカのウガンダを含め、14ヵ国、230名の参加で行われた。
 「木球」については、昨年のみんゆう随想で紹介したので省略するが、台湾からニュースポーツとして日本に移入されてまだ、16年と日が浅い。そのニュースポーツは数百種類以上あるといわれ、その定義も諸説がある。通商産業省制作局編「スポーツビジョン21」によると「①国内外を問わず最近生まれたスポーツ、②諸外国で古くから行われていたが、最近になってわが国で普及してきたスポーツ、③既存のスポーツ、成熟したスポーツのルールなどを簡略化したスポーツを包括したもの」とある。
 木球は③に該当し、ゴルフを簡略化し、工夫改良したものである。近年では全日本大学木球選手権大会が開催されるようになり、若年層にも普及しつつある。しかし、主役はシニアクラスであり、今回の日本代表チームのメンバーも、日本でトップクラスを自負するシニアばかりである。
 大会初日、バンコクの国立競技場に各国の選手が一堂に会した。なんと、選手の8割が若者。その中にシニアが混在すると、シニアは居場所を間違えたのではないかと錯覚する。そうこうしているうちに、われわれの出番である。4人1組で回る。4人のうち3人は若者。これまた、異様な組合わせに見える。1ラウンド12コースを回り終えると15打くらいの差が開く。太刀打ちできない。あらためて、国際レベルの次元の高さと、若者とのパワーの差を痛感する。
 ニュースポーツは、オリンピックや世界選手権などで競われるスポーツと違って、競争性を抑え、勝ち負けにこだわらず、だれもが日常的に楽しむことができる「いつでも、どこでも、だれにでも」をキャッチフレーズにしている。
 しかし、ニュースポーツといえどもスポーツの仲間である。スポーツから競争を奪うことはできない。木球の成長過程で組織化を図り、ルールが成熟し国際化すると、木球も競争性の高い高度な大会になり、真剣勝負の世界となる。たかがニュースポーツ、されどニュースポーツである。
           
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