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管理人: 新谷
ブログ愛読者の皆さん、こんにちは。今日まで皆さんに支えられ、ブログ掲載もスムーズになり、また充実してきたと思っています。これからも、皆さんを楽しませる記事を掲載していきます。ご期待下さい!

コーナー第4弾
国際木球連盟・競技規則の問題点

 
 現在、国際木球連盟の中でルールの改訂あるいは解釈をめぐって、議論が行なわれています。コーナー第4弾では、その議論の中味を紹介すると同時に日本の立場を明らかにしていきたいと考えています。
 <その3>ゲート通過に関わる判定について、皆さんから活発なご意見・コメントをいただき、今回も賑やかなブログとなりました。いただきましたご意見・コメントを国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えております。有り難うございました。
 今回も皆さんから、忌憚のないご意見をいただき、国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えています。どしどし、ご意見を投稿して下さい。お待ちしております。


<その4>ゲートエリア内における打順について


 その4における問題の提起は、今まで起きてきたルールの改定、解釈の違いなどと異なり、ルール策定の過程における問題点の指摘も含まれています。そこらを注意して、その4に取り組んで下さい。

◎国際木球連盟・競技規則 2011
 
 第九章 ゲートエリア内での反則と罰則
 1、ゲートエリア内での打順について

 1 の原文の直訳
 フェアウェイ戦において、ゲートエリア上のボールはゲートから遠くにあるボールに優先権があり、ストローク(打撃)戦においてはゲートの近くにあるボールに優先権が与えられる。違反者は1打の罰則が科せられ、次の打撃はボールの新しい位置から行なう。ボールがゲートを通過しても、それは認められない。

 1 の日本語訳のルール=2008年第3回改訂版の意訳
 審判はゲートエリアに止まっているボールの状態によって、打順を決めることができる。原則として、ゲートに近いボールから先に打たせる。違反者は1打加算され、ボールの新しい位置から打撃を開始する。もし、ゲートを通過しても認められない。

◎問題の所在
 このルールは2011年の第4回改訂版から記載されたものであり、日本語訳のルールは2008年第3回改訂版の原文を意訳したものである。
 問題の所在は2011年の第4回改訂版に記されている、「フェアウェイ戦」と「打撃戦」での打順が国際木球連盟の会議を経てから承認されて付加されたのではなく、台湾木球協会が勝手に付け足したことにある。
 つまり、台湾木球協会の独断でルールを作成したのである。

◎改訂の趣旨
 まずは審判員がいなくてもゲームを進めることができる。そして、マークをする時間を減らし、スムーズにゲームを進めることにあると考えられる。

◎国際大会などにおける現状
 この規則は各国への周知不足があり、国際大会などにおいてもほとんど遵守されていないのが現状である。競技規則としても掲載されているが、フェアウェイ(コース)では一般的にボールがゲートから遠くにある選手から打ち、ゲートエリアでは原則としてボールがゲートから近くにある選手から打たせている。これはマークの時間を省いて、試合の進行をスムーズにさせるためであるが、ゲートに近い選手でも審判にマークを要求して、ボールが遠くにある選手から先に打たせているのが現状である。

◎問題への対応
 なぜ、フェアウェイ戦と打撃戦で打順を変更しなければならないのか。そこらの意味を明らかにすると同時に、台湾木球協会が独断でルールを変更したことを追求していきたい。
 今後、日本では新しいルールを意識しながらも、ゲートエリアにおいては従来通りゲートに近いものから打つのを原則としつつ、場合によってはマークもありとしていきたい。

附則
 ゲートエリアと言っても、一般的に直径5メートルのゲートエリアを設けているコースはほとんどない。従って、この場合、ゲートエリアはゲートを中心に半径2.5メートル以内のエリアを想定したものと考えたい。
 日本ではゲートからマレット1本分の範囲内の場合は近いボールから打たせるとしているが、これらに対しても審判委員会で再検討して、ローカルルールとして決定していただきたい。


 さて、皆さんはこのルールにどう判断するでしょうか?

 皆さんは台湾木球協会が独断で作成したルールを指示するか、場合によってはマークの要求もアリとするか、どちら派でしょうか?

続  く










2015/01/30 11:05 日本木球連盟 TB(0) CM(6)
コーナー第4弾
国際木球連盟・競技規則の問題点

 
 現在、国際木球連盟の中でルールの改訂あるいは解釈をめぐって、議論が行なわれています。コーナー第4弾では、その議論の中味を紹介すると同時に日本の立場を明らかにしていきたいと考えています。
 <その2>OB時のボールのスタート位置と横打に対して、皆さんから活発なご意見・コメントをいただき、今回も賑やかなブログとなりました。いただきましたご意見・コメントを国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えております。有り難うございました。
 今回も皆さんから、忌憚のないご意見をいただき、国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えています。どしどし、ご意見を投稿して下さい。お待ちしております。


<その3>ゲート通過に関わる判定について


ゲート未通過の状態(右側からボールが来て、カップをはじいて1回転させたが通過しなかった)
CIMG2108.jpg

 
 ◎国際木球連盟・競技規則 2011
 第五章 試合
 Ⅲ 試合の進め方
 2、試合中・・・(1)ゲート通過について

(1)の原文の直訳
 プレイ中、ボールがゲートの金属棒を通過して、カップの後ろにあり、お互いが離れたとき、1つのフェアウェイが完了したとみなされる。もし、ボールがゲートの金属棒を通過して、カップの後ろにあって、カップに触れて静止しているならば、選手はゲートの金属棒を同じ方向から通過するまでプレイし続けなければならない。

(1)の脚注
 プレイ中、ゲートを通過したボールが戻って来て、カップに触れている場合、レフリー、ラインズマン、同じ組の仲間に離れたことが目撃されたとき、1つのフェアウェイが完了したとみなされる。同じ組の仲間の同意を得られない場合、決定はボールの置かれている状態で判断される。

(1)の日本語訳のルール=意訳
 ボールは金属棒の下を通過し、ゲートの木製コップより後方に離れた地点まで打たなければ、1つのフェアウェイを完了したとはみなされない。また、一旦通過して戻って来て、ゲートに触れている場合は通過とみなす。

◎問題点の指摘
1、直訳(ルールの原文)には問題点は見られないが、脚注において目撃されなかったとき、決定はボールの置かれている状態で判断するとある。置かれている状態では非常に判断が曖昧となり、決定が難しくなる。

2、日本語訳のルールで、一旦通過して戻って来て、ゲートに触れている場合は通過とみなすとあるが、通過したかどうか確認できない場合はどうするのか。

◎問題の実態
 この状況はしばしば見受けられる。特に、ゲート回りあるいはゲート下の芝が深いときと、ビーチ木球のときである。
 両者とも同じ原理であるが、ボールがカップをはじいて、カップを回転させて、1回転してボールに当たったとき、芝が深くて前に進まず、そこで止まってしまう。砂の場合はカップが1回転してボールに当たったとき、ボールが砂にめり込んで止まってしまう。
 両者とも、この実態は目撃されている。その場合は通過していないとみなされ、同じ方向から通過するまで打ちなおす(直訳の通り)。

◎問題への対応
 この問題は、選手がゲート回りに集まって、ゲートを狙っているときには目撃者が複数いるので問題は起きない。問題はショートコース、あるいはある程度ゲートから離れた位置から打撃して、通過したかどうかが確認できないときである。
 ルールに、「確認できないときはボールの置かれている状態で判断する」とあるが、これを改めて○か×、白か黒をはっきりさせる文言に改めるべきか、あるいは現状のまま(脚注)にしておくかとなる。

◎日本木球連盟の結論
 日本木球連盟としては原文のままで、改正は無い方が良いと考える。理由は、ボールが接触している場合は芝が深いときとビーチ木球のときである。それ以外ではこの様な状況はまず見受けられない。
 ほとんどの場合、カップが回転したらボールははじき出される。それでも触れている場合は戻って来たと考えるのが筋であろう。もちろん、芝の深さ、地面の傾斜等は判断の材料に入れるべきであり、芝が深いときは通過していない、前上がりの傾斜の場合は通過して戻って来たと判断すべきであろう。
 参考:ゲートエリアは平らで何ら障害物のない地形であること(第一章 Ⅲ 10)。


 さて、皆さんはこのルールにどう判断するでしょうか?

続  く


2015/01/25 09:54 日本木球連盟 TB(0) CM(4)
第9回民友新聞掲載 平成27年1月22日朝刊(掲載許可済) 

200.jpg



 ・福島市
   福島大学名誉教授
   日本木球連盟会長
      新 谷 崇 一 氏





                                スポーツ観戦の魅力
                             新 谷 崇 一


 皆さんは今年もたくさんの話題を提供してくれた、お正月の風物詩、第91回東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)を観られたでしょうか。何といっても、往路、復路で10時間49分27秒と、大差で初の総合優勝を遂げた青山学院大学。往路の5区、山登りで「山の神」柏原選手を超え、最優秀選手に輝いた神野選手の快走が記憶に残る。
 私はスポーツを見るのはあまり好きではない。行なう方が好きであると、みんゆう随想に書いたことがある。しかし、今回の箱根駅伝はしばらくの間、観ていた。いわゆる、テレビに釘づけの状態であった。何がそうさせたのか。 
 数多く考えられる中、まずは何が起こるか分からないスポーツに潜むドラマ性であろう。終わってみなければ分からない結末。ヒヤヒヤしながら見守る戦況。駒沢大学の選手が地面に手をつき、ふらつきながらゴールを目指し、トップから4位に転落するという、予想もつかない展開。
 次はテレビ局が作り出すスポーツのドラマ化であろう。これはスポーツ中継を一つのドラマに仕立て、演出して視聴者を引きつけるのである。その主人公は選手はもちろん、語り手であるアナウンサーもその一人である。あの、絶妙ともいえる話術。長時間にわたる中継で、感動場面を引き出しながら、私たちを魅了させる興味深いアナウンス。そして、解説者の解説をタイミング良く引き出す間合いと、箱根駅伝に登場した過去のヒーローたちを織り交ぜた今昔物語。
 しかし、視聴者には作られたドラマを楽しむタイプと、ゲームそのものを楽しむタイプがいる。箱根駅伝でいうならば、選手同士の駆引きを視聴者が自ら推測し、駅伝そのものを楽しむ。余計なドラマは不要といわれる方々である。
 松原隆一郎氏の「プロ野球からJリーグへ」(新曜社)によると、アトランタオリンピックで高視聴率を上げたのは視聴者が何を見たがっているかを察知し、それに基づいて番組を徹底的にドラマ化したことにある。しかし、参加型のサッカーやテニスはこのドラマ化を拒否する傾向が強い。楽しむのはゲームそのものであるという。さて、あなたはドラマ派?ゲーム派?
 箱根駅伝で走ったランナー210名中、本県出身者は8名。福島復興を願って走った選手に感謝したい。


※三行コメント
 私はドラマ派かゲーム派かと問われれば、自分が参加出来ない競技を含めてゲーム派と思う。
 余りにも視聴者を意識し過ぎ、ドラマチックに編集されたスポーツ番組は如何と思う。スポーツ番組の本質は視聴率を取ることではないと思うが。
 自分では競技をしたこともないし、ルールも良く知らないが、見るスポーツではラクビーが一番好きである。ずいぶん昔の話だが、赤い炎の集団と言われた新日鉄釜石の自陣からパスを繋いでトライしたシーン、明治大の頑なにこだわったスクラムトライ。そして倒れた選手へアルミのヤカンを持って駆け付けるシーン(今では見られないか)。皆作られたドラマではない(カメラワークはあるが)ところに魅力と興奮を感じる。
 いかなるスポーツも今回の箱根駅伝でも伝わる選手からの真剣さ、真摯さに感動を覚えるのではないでしょうか。。。。K.M



ブログ掲載責任者 日本木球連盟広報部 

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コーナー第4弾
国際木球連盟・競技規則の問題点

 
 現在、国際木球連盟の中でルールの改訂あるいは解釈をめぐって、議論が行なわれています。コーナー第4弾では、その議論の中味を紹介すると同時に日本の立場を明らかにしていきたいと考えています。
 <その1>OBの判定をめぐってで、皆さんから活発なご意見・コメントをいただき、久しぶりに賑やかなブログとなりました。いただきましたご意見・コメントを国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えております。有り難うございました。
 今回も皆さんから、忌憚のないご意見をいただき、国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えています。どしどし、ご意見を投稿して下さい。お待ちしております。


<その2>OB時のボールのスタート位置と
横打の是非について



1、OB時のボールのスタート位置

 ◎国際木球連盟・競技規則 2011
 第五章 試合
 Ⅲ 試合の進め方
 2、試合中・・・(3)ボールの位置について

 (3)は「・・・・・ボールが境界線から飛び出した地点を中心に、マレットの木瓶2つ分を半径とする円内にボールを置き、1打加算して打撃を再開する。」とある。これはOBの処置とOB後のスタート時のボールの位置を示したものである。日本のルールブックには赤字の様に「円内にボールを置き」となっているが、原文では「the center with a radius of 2 mallet heads,」となっている。
 この原文のままで解釈するなら、「円内に」とはならず、「木瓶2つ分の半径をもって」となる。

 日本と海外でのスタート時のボールの位置の違い
 日本の場合は半径の円内にボールを置いてスタートするが、海外での大会では円外にボールを置いてスタートしている。この違いはどこから出てくるのか?
 これは前回の<その1>で述べた、OBの処置の考えの違いによるものと考えられる。台湾の主張する「OB側からラインに接していればセーフ」という考えによるものであり、日本やマレーシアが主張する「全てOB」との違いである。

 競技規則への対応
 この問題解決には前回の<その1>のOBの考え方に決着を付けない限り、解決しないと考えられる。従って、現時点では日本では「円内から」、海外では「円外から」という2通りが可能となる。

 日本での対応
 円内からスタートするか、円外からスタートするかによって様々な影響が出て来る。その差は5センチくらいであるが、OBラインからゲートを狙う時の角度に、あるいはコーナーにおいて1打余分に打って、新たなコースに出るという差が生まれて来る。
 どちらにしても、日本では「円内から」というローカルルールで行ないたい。海外遠征の時は堂々と「円外から」スタートして下さい!


2、横打の是非について

 この問題は様々な場所で議論を呼んでいる。横打の是非について考えてみたい。

 ◎国際木球連盟・競技規則 2011
 第七章 打撃の反則とそれに対する罰則
 1、「打撃の時、選手は両足で立たなければならない。・・・マレットはボールの後方に置かなければならない」
 8、「マレットでボールを押すような行為は許されない。・・・・・」
 9、「転がっているボールをさらに打ってはならない・・・・・」
 
 横打に関係するようなルールとしてその他、挙げられるのは第5章 Ⅲー2−(14)「・・必ずマレットの柄の部分を握るようにして打ち・・」。 (15)「自分の股間から打ったり・・できない」などが挙げられるが、どれも「横打はダメ」というルール(文言)はない。

 それではなぜ横打が問題なのか
 横打でも上記、第七章の1はクリアされている。考えられるのは上記、第七章の8、9のルールであろう。つまり、「押す」という行為に関わるからであろう。ボールは「ヒット」されなければならない。

 海外選手の場合
 この横打というフォームをよく見かけるのは香港の若者である。特に、ゲート近くで、絶対に入らない角度の時、このフォームを用いて、押し込むような行為をする時である。しかし、近年、香港以外の選手の目が厳しくなり、慎む傾向になってきている。

 日本での対応
 ルールブックの通りにいくならば、横打の禁止はあり得ない。しかし、限りなく「押す行為」に近いと判断されるような時ははっきりとペナルティを科すべきである。その時は第三者の目が必要になるので、回りでしっかり見届ける必要があるであろう。
 いろいろな判断が煩わしいので、ローカルルールとして「横打は禁止」ということはあり得るが、日本木球連盟としての禁止の事態までには至っていない。今後の専門委員会での検討を期待したい。


 さて、皆さんはこのルールにどう判断するでしょうか?

 <その1>問題点の追加を行ないました。改めて覗いて見て下さい!

続  く









2015/01/16 09:14 日本木球連盟 TB(0) CM(9)
コーナー第4弾
国際木球連盟・競技規則の問題点

 
 現在、国際木球連盟の中でルールの改訂あるいは解釈をめぐって、議論が行なわれています。コーナー第4弾では、その議論の中味を紹介すると同時に日本の立場を明らかにしていきたいと考えています。
 皆さんから、忌憚のないご意見をいただき、国際木球連盟の競技規則に反映していきたいと考えています。どしどし、ご意見を投稿して下さい。お待ちしております。


<その1>OBの判定をめぐって

 ◎国際木球連盟・競技規則 2011
 第五章 試合
 Ⅲ 試合の進め方
 2、試合中・・・(2)の改訂、解釈について

 (2)は「試合中、ボールが境界線の外に出てしまったら、それはOBとみなす。」というルールである。
 ところが、競技規則の原本には脚注がついている。
 「試合中、ボールがOBラインの外に転がって出て、それが戻って来てラインに触れている場合はOBとみなされる。ただし、その場合、レフリーやラインズマン、同じ組の仲間の目撃があった場合にOBとみなされる。同じ組の仲間の同意が得られない場合、決定はボールの置かれている状態で判断する。」となっている。

問題点の追加
 第八章 2、「選手の打ったボールがOBラインよりOB側に止まった場合、ボールがOBラインに触れていなければ、それはOBとなる。・・・」とある。

 非常に曖昧な脚注と表現である。
 もし、レフリーやラインズマン、同じ組の仲間の目撃がなく、ボールがOB側にあって、ラインに触れていたらどう判定するのか?脚注ではボールの置かれている状態で判断するとある。
 また、この脚注だと、目撃者がいなかった場合はOBではないとも解釈できる。
 第八章の2の原文は「it rolls out of boundary line without touching the boundary line」となっている。もし、OBラインに触れていたらどう判断するのか?

 これをめぐって、競技規則の制作者である台湾は「セーフ」とみなしている。つまり、OB側からラインに触れている場合は有無を言わせず「セーフ」である。

 これに対して、日本とマレーシアはOB側からラインに触れている場合は、全て「アウト」とみなしている。

 
 全て「アウト」とする日本の理由。
 競技規則、第一章 木球コース Ⅱ. 木球コースの設定 8「フェアウェイのOBラインは、直径1センチの白または黄の丸い紐とする。」とある。
 この規則から判断できることは、直径1センチの紐の上にボールは乗っていることはできない。必ず、どちらかに転がり落ちる。転がり落ちた場合は必ず、紐から離れる。OB側に転がり落ちて、離れた時点でOBと判断することができる。もちろん、草深い中に紐が埋まっている場合は転がり落ちない場合があるであろうが、それは例外である。
 一般的に、ラインからOB側にボールが出るのは目撃され、あまり問題にはならないが、目撃されない場合も時々ある。この様な時、この問題が起きてくるのである。

 シンガポールの審判員の質問。
 シンガポールでは斜面に沿って、OBラインを設営することがある。その時、ボールがラインのOB側に触れながら転がっていくのを目撃したことがあると言う。この場合はどう判定するのか?
   ↓
 例外的にあるであろうが、設営に問題がある。斜面にOBラインを設営することはあるであろうが、その場合はIN側よりOB側を斜面の高い方に設営しなければ解決する問題であると指導しておきました。
 つまり、OB領域を坂の下側に設定するということです(新谷)。

 さて、皆さんはこのルールにどう判断するでしょうか?

続  く






2015/01/12 09:15 日本木球連盟 TB(0) CM(11)
賀 正
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日本木球連盟


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 国際木球連盟副会長
 日本木球連盟会長
 福島県木球協会理事長
    新 谷 崇 一

  ごあいさつ

 新年、明けましておめでとうございます。
今年が皆様にとって充実した年でありますよう、また、木球がさらに普及する年でありますよう、ともに活動して参りたいと考えております。
 また、昨年は皆様の多大なご協力により、木球がさらに飛躍した年になったと感じております。
 思い出せば、多くの大会において、皆樣方の主体的な大会運営により、全て成功裡に終えることができました。特に全国レクリエーション大会と重複した日本オープンでは、大会に出場できないという犠牲を払いながらも、両大会とも成功に導いていただいたことは木球の大きな財産になったと思っております。改めて、感謝申し上げます。
 今年も日本オープンをはじめ、各大会が目白押しの状態です。全て出場することは不可能に近いでしょうが、都合のつく限り出場していただき、木球を楽しみながら豊かな人生を構築していただきたいと思っております。
 海外での大会も数多く開催されております。その1つ、5月に開催されるタイランドオープン時にはアジア大会も同時開催となります。久しぶりに皆さんで行きましょう!

 今年も良い年でありますように!!!


※以下、現役員よりごあいさつをいただくところですが、顧問、現会長、事務局長の御名前のみ掲載させてさせていだだき、ごあいさつは割愛させていただきます。(敬称略)

    福島県木球協会 顧問  阿部 稔也
            同   尾形  勉

    日本木球連盟  会長  新谷 崇一
          事務局長  菅野 孝志
     
    福島県木球協会 会長  武石  功
          事務局長  三浦 喬子

    福島市木球協会 会長  三瓶 隆夫
          事務局長  本田  静



           ”本年の目標” 
             <木球愛好者人口の拡大・推進>
                               企画 日本木球連盟広報部


                          おわり


2015/01/01 01:01 日本木球連盟 TB(0) CM(0)
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